日本選手権 レースレポート (竹元)

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    日本トライアスロン選手権 レースレポート(竹元 久美子)

    開催地      :東京都お台場海浜公園周辺
    開催日時   : 2013 年10月13日 8時25分〜

    スイム : 1.5km (2周回) バイク : 40km (8周回) ラン :10km (4周回)
    水温:21.9℃ (8:00)       気温:20.0℃(8:00現在) 天候 晴れ,風速 5.0m 北

    <レース結果>

    1  上田 藍     シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター 1:5925   (S 20:01  B 1:03:43   R 35:41)  
    2  高橋 侑子   法政大学                                      1:59:57   (S 19:51  B 1:03:52   R 36:14)  
    3  本 智子   枚方スイミングスクール                     2:00:26   (S 19:55  B 1:03:59   R 36:32)  
    4  加藤 友里恵 稲毛インター                                 2:00:53   (S 19:57  B 1:04:00   R 36:56)   
    6  井出 樹里   トーシンパートナーズ・チームケンズ        2:01:33   (S 19:51  B 1:03:53   R 37:49)   
    7  佐藤 優香   トーシンパートナーズ・チームケンズ        2:02:07   (S 19:02  B 1:04:46   R 38:19)   
    8  西 麻依子   LFC株式会社                                 2:02:22   (S 19:52  B 1:03:56   R 38:34) 
    9  菊池 日出子 福島県協会                                    2:03:36   (S 19:57  B 1:03:56   R 39:43) 
    10 川口 綾巳   福岡県連合                                        2:04:09   (S 20:53  B 1:05:31   R 37:45)  
     
    18 竹元 久美子 30 愛知県協会                            2:08:38   (S 20:52  B 1:05:33   R 42:13) 

     
    <レースレポート>
    決戦前夜。眠れない。
    9時前には横になったが、なかなか眠れず、何度も何度もトイレへ。
    予想していたことだったけど焦る。
    朝方、眠っていましたが、アラームがなる少し前に目が覚める。午前4時前。

    「あぁ〜。眠れなかった。」

    だけど、体調は悪くないはず。
    あまり気にしないことにして、準備を進める。
    ちょっと早いが5時半ごろには会場に到着。
    ストレッチして、6時ごろからゆっくりバイク試走。
    交通規制はまだされていないので、交通ルールに従って、直線とコーナーの立ち上がりを練習。
    感覚はよかった。
    膝の痛みも全くない。

    7回目の日本選手権。
    準備は、焦ることもなく、順調に進む。
    「今年は落ち着いているし、大丈夫だ。」



    スイムアップの時刻。
    毎年、1番くらいで入水するが身体が無駄に冷えるのを避け、ちょっと様子を見た。
    「最低10分アップできればいい。」
    入水してみると、思ったより水温は低くない。
    ウォーミングアップは15分ほどで終え、スタートセレモニーが始まった。
    沢山の人がスイムスタート付近に集まり、人だかりができていた。
    緊張が高まった。

    泳いでるときより、上がってからの方が寒い。
    身体がどんどん冷える。
    光海がずっとそばに付き添って、身体にかけるお湯、温かい飲み物、ホットクリーム・・・
    できる限りの寒さ対策をしてくれた。



    その甲斐あって、ブルブル状態は回避できた。

    監督と握手。
    みんなと握手。
    チームメート、マネージャー、家族・・・



    「やるぞ!!」
    気合を入れて、堂々とスタートラインへ向かった。
    ちょうど真ん中あたりを選択。



    全員がスタートラインに並んだ。



    ビーチから海を目がけて一斉にスタート。
    反応は普通くらいだったが、ジャンプ力が無い自分は、すぐに揉みくちゃになった。




    とっさの判断で右へ寄った。
    何人かの選手と接触し、激しいバトル。
    自分も負けじと強気で攻める。
    しかし、結局、また左へ寄ってしまう。
    一瞬、弱気になった。
    ちょっと逃げてしまった。

    どうしてもバトルになると、外へ逃げる癖がある。
    右呼吸なので、右側のスペースを確保しという意識が強く働いたのかもしれない。
    ヘッドアップでブイの位置を確認したが、思うように進路変更できず、
    大回りで、第一ブイを回る。
    順位を少しずつ上げるが、前方の集団とは少し差がある。


    1周750Mを泳ぎ終わり、一旦、上陸。
    「この位置は・・・完走も危うい。」
    誰に言われなくてもわかった。



    しかし、上陸して、前を確認すると、ヘッドアップで確認したときより近く感じた。
    「もう一つ前の集団にはギリギリ間に合うかも。」
    必死に前を追いかけた。
    第一ブイを前の集団が回る際、ペースが落ちている気がした。
    「ここで一機に追いつくしかない。」

    ブイを目標にダッシュした。
    一人なので、スムーズにブイを回り、第二ブイ手前でようやく、追いついた。
    第2ブイはイン側から回り、第3ブイあたりで集団の先頭付近まで順位を上げた。
    少し前にも泡が見える。

    前の集団に追いつくことは難しいが、今いる集団を逃すわけにはいかない。
    「トランジションエリアまで、苦手なビーチランが続くことを考えると、
    集団の先頭でスイムアップしておかなくては・・・。」

    ペースを上げて、集団のほぼ先頭くらいでスイムアップ。
    後続選手に抜かれないようトランジションエリアまで走る。



    スイムからバイクのトランジションもミスなく、上手くバイクに乗車できた。
    福田選手がすぐ前に・・・そして、自分。
    何となく、後ろに数名いるのがわかった。
    振り向くことはなく、バイクを加速させた。

    前もそれほど開いていない。
    近くにいる選手と協力して追えば、少し前の集団は吸収できるはず。

    バイクの強い佐藤千佳選手がリードする形で、先頭交代しながら、
    1周目だったか、2周目だったか、前方の小さな集団に追いつくことができた。
    先頭集団と第2集団にはカメラがつくが、この集団にカメラがいない。

    「ということは・・・、まだ前には2つ集団がある?」



    そして中盤、さらに2人くらい選手を吸収し、集団が大きくなった。

    そこで・・・
    悲鳴とともに大きな音。
    落車が発生してしまった。
    原因はよくわからないが1名の選手がコーナーで落車し、横滑りした。
    単独での落車だったが、集団が一瞬二つに分かれた。
    中切れしそうだったかが、一機に加速し、ギリギリ差が広がる前に追いついた。





    そして、いつの間にか、集団にカメラがついていた。
    後で知ったが、スイムをトップで上がり、そのまま先頭で逃げていた佐藤優香選手を
    後続集団が吸収したため、自分のいる集団が第2集団となったからだった。



    バイク40キロは、先頭集団12名の後に続き、第2集団12名でフィニッシュ。
    最初の1周と中切れしかけたときに脚を使った。
    それが心配だったが、バイク降車はスムーズにいき、前から確か3番手くらいで、
    トランジションへと入った。



    このときは、しっかり走るつもりだった。



    結構、走れるんじゃないかと思っていた。



    国体のときの走りをイメージして、走り出す。
    1周目、自分より走力がある佐藤千佳選手を追って、積極的に追いかけた。
    コースは、いつも通り2.5×4周。
    1周目、2周目までは、まだ良いペースを維持していた。

    しかし、オーバーペースだったのか、どんどん脚が動かなくなる。
    本当に苦しい。脚が重い。

    昨年よりも一昨年よりも、後半の2周(5辧砲長く感じた。
    沿道からの応援が心に響く。
    自分でも「力を振り絞れ!!」と心の中で叫んだ。

    でも、脚が動かない。
    鉛を引きずっているように脚が動かなかった。
    一度抜いた選手に抜き返される。
    福田選手に抜かれ、4周目を折り返してから、塩谷選手に抜かれ、ついて行くことができない。
    呼吸も乱れる。

    さらに後ろからも選手が迫っていた。
    焦る気持ちとは裏腹に脚がさらに動かなくなっていくような気がした。
    青いマットとフィニッシュゲートが見え、気持ちはラストスパートだったが、
    スパートはかかっていなかったと思う。






    結果は、18位。

    平日9時〜18時で働きながら日本選手権に出場した3年前の日本選手権だったが、
    レース展開にも運にも恵まれ、14位だった。
    この日から、2年間、全てをトライアスロンに傾けてきた。
    仕事を変え、練習環境は改善され、やるべきこと、やりたい練習はすべてやってきた。
    そのつもりだった。

    しかし、結局、日本選手権の順位としては、3年前の14位が最高だった。
    順位が全てでないが、14位という順位を越えることができなかったのは本当に悔しい。
    でも、力を尽くしての結果。
    受け入れよう。
    やってきたことに対しての後悔はない。悔いはない。
    素晴らしい経験ができた。充実した2年間だった。
    時を変え、場所を変え、挑戦する場所は、これからいくらでもある。
    気持ち次第。
    この悔しさをバネにまた一歩を踏み出そう。


    温かく見守り、支えて頂いき、本当にありがとうございまいました。
    応援、労いのお言葉、心に沁みました。
    今の感謝の気持ち、ずっとずっと、忘れることなく、心の中に持ち続けていたいと思います。

    どういう形でかはまだわかりませんが、恩返しすることができたら・・・
    心からそう思っています。

    トライアスロンを通じて関わり合えた全ての方へ
    本当にありがとうございました。


     
    写真提供: 増田 和幸  エイド・ステーション院長
          伊藤 倫雄  あすたまトライアスロンスクール スイムコーチ

     

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