仙台ベイ七ヶ浜大会レースレポート(竹内)

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    NTTジャパンカップ第6戦宮城国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会レースレポート

    男子結果(完走53人/出場54人中)

    1位 細田 雄一 徳島県トライアスロン協会        55:51
    2位 田山 寛豪 NTT西日本/NTT東日本/流通経済大学職員 56:04
    3位 古谷 純平 ロンドンスポーツ・チームブレイブ    56:59
    4位 佐藤 治伸 日本食研                57:14
    5位 石塚 祥吾 日本食研                57:27
    6位 谷口 白羽 トヨタ車体               57:45
    7位 福井 英郎 愛知県協会(トヨタ車体)        57:56
    8位 平松 幸紘 日本食研                57:59
    9位 梅田 祐輝 ヘルスマネイジメント          58:16
    10位 外山 高広 埼玉県連合               58:39
    24位 竹内 鉄平 愛知県協会(チームあすたま監督)   1:00:45
    48位 櫛田 宣善 愛知県協会(チームあすたま練習生)  1:07:52

    女子結果(完走14人/出場14人中)

    1位 佐藤 優香 トーシンパートナーズ・チームケンズ  1:02:25
    2位 高橋 侑子 法政大学               1:03:26
    3位 川口 綾巳 ボーマレーシング・みつを産婦人科   1:04:07
    4位 久保埜 南 チームケンズ山梨           1:04:27
    5位 竹元 久美子 愛知県協会(チームあすたま選手)   1:05:20
    6位 川崎 由理奈 埼玉県連合              1:05:36
    7位 菊池 日出子 福島県協会              1:05:46
    8位 高嶺 直美 東京都連合              1:05:57
    9位 塩谷 寛子 鳥取県協会              1:06:09
    10位 伊藤 喜志子 千葉県連合              1:06:50



    昨シーズンの日本選手権を終え、自分は選手としての活動には一旦区切りをつけることにした。仕事と競技活動のバランスを考えると、どちらも中途半端な形になるよりは、潔くレースから退いて、仕事に専念しようと決めた。無論、今年はレースに一つも出ないつもりだった。 


    125月までは、大会運営もあり、あまりのハードさに、レース以前にトレーニングへの意欲もほとんど失われていた。5月のビッグイベント(伊勢志摩・里海トライアスロン大会)が無事に終わり、ほっと一息ついた頃、6月の東海ブロック選手権、そして蒲郡大会を観戦し、自分の中でくすぶっていた燃えカスに再び火がついた。なぜ自分はあちら側にいないのか?仕事と選手活動の2者択一は、自分らしくないし、逆に仕事にも集中できないということに気が付いた。太っていく自分を見るのがいやだったということもある。プレイヤーでなくては、新しいものは生み出せない。仕事と競技活動の両立は、周りに迷惑をかけることはあるが、それ以上に、レース活動を通じて、みんなに伝えられることがある。自分の中でそう納得したので、半年間の引退期間を経て、レースに復帰することにした。そして、やるからにはお台場(日本選手権)で戦いたい。自分の中で、日本選手権は最大の目標であり、そこにピークを合わせることで、1年間のリズムが決まるためだ。そして迷わず、1か月後のジャパンカップ仙台ベイ七ヶ浜大会にエントリーすることを決めた。


    大会までの期間は1か月。ベスト体重からは+5kgとなっており、まずは練習を積むだけのベースもない。しかし、半年間休養したせいで、身体に蓄積していた疲労はすっかりと抜け、ずっと悩まされいたスイム時の肩痛も治っていた。まずは感覚を思い出すことを優先させ、距離や時間にこだわらず、動きたいときに動くようにした。3週間がたって、ようやく少しずつ体が動くようになってきた。しかし、体重は−2kgしか落ちていないため、ランがとにかくきつい。ペース走もインターバルも、まったく走れない。女子選手にもついていけないレベル。これで果たしてレースができるのか?不安はあったが、とにかくレースにでて、今の自分、現状を知ることが大事だと割り切った。そこから次の目標、ステップを決めていくのだ。調整週もできるだけ、疲れを残さない程度の短時間の有酸素運動を、空いた時間に入れて、ウェイトダウンを狙った。

     

    (写真提供:Kozo Kino)


    そして、早々と復帰第一戦となる七ヶ浜大会を迎えた。七ヶ浜大会には、昨年も参加したが、七ヶ浜町は震災時、津波により町の3分の1が浸水し、多くの被害をうけ、トライアスロン関係者も亡くなられている。復興支援大会となっていることもあり、自分としても思い入れのある大会だ。昨年は飛行機で移動したが、今年は予算の都合もあり、車(ハイエース)で移動。休憩を含めて10時間。移動は思ったよりスムースだった。 

    (写真提供:Kozo Kino)


    現地について、早速ランコースを試走。バイクコースを車で下見。昨年は崩落していたバイクコースも今年は修復されており、瓦礫の山もばっと見る限りは少なくなっているように見えた。かなり復興が進んでいるんだな、という印象を受けたが、バイクコースを実際に走ってみると、町の至るところに未だ震災の爪痕が残されており、隣町の多賀城市内をジョギングした際には、野球場が仮設住宅になっていたりと、本格的な復興はまだまだこれからなんだと気づかされた。もっと言えば、以前の生活(場所)にはもう戻れない(住めない)方も多いのだ。大会に参加しなければ、知らないまま、気づかないままだっただろう。自分にできることは、この地を訪れて、トライアスロンで全力を尽くすことだけだ。半年間レースから離れたせいで、レース感も鈍っているのではないかと思ったが、ぎりぎりまでできることをしようと戦闘モードに切り替えたことで、集中力が一気に高まった。 

    (写真提供:Kozo Kino)


    スイムは正直まだ練習不足で、6〜7割程度の仕上がりであったが、スタートの位置取りとコース取りがうまくいき、18位とまずまずの位置で上陸。日本食研佐藤、平松選手、東京ヴェルディ外山、井上選手らと集団を形成。まずは、トヨタ車体福井選手、元あすたま練習生の桶谷選手らを含む前の集団を吸収。1分前を行く5(田山、細田、古谷、石塚、谷口)の先頭集団を16人の追走集団で追うものの、大きくなりすぎた集団はペースが上がらない。というかまったりしすぎている。この人数で本気で前を追えば、1分の差はどうとでもなるはず。ポイントを獲得するためには、ペースアップが必要。若手も、ベテラン勢ももっと積極的にいかなくては…。

    (写真提供:Tomomi Mizusawa)


    一周目の坂でアタックを試みるが反応してくれたのはチームケンズ京都の杉原選手のみ、23km二人で逃げるが、杉原選手もキツそうなので、集団に戻る。2周目も様子見のアタック、最後の坂で更にアタックとランのことを考えずに、積極的に動いてみる。逃げることはできなかったものの、トランジションに集団先頭付近で入り、8位でランスタート。ランはまだ練習が積めていないので、走れないのは分かっていた。案の定ズルズルと後退。悔しいがどうすることもできず。完走するのが精一杯。やはり半年間のブランクは、大きかった。しかし、久々のレース、心と体に良い刺激が入いり、今回の遠征の目的は十分に達成することができた。


    残されたチャンスは少ないが、9月までに、ベストの状態まで持っていき、必ず日本選手権の出場権を獲得する。そう心に誓った。


    男子のレースに引き続き行われた女子のレースでは、スイム、バイクと強化の成果が出つつある竹元が5位。表彰台まであと一歩というところまで上がってきている。中でも今まで力不足から消極的であったバイクで積極的な走りができるようになってきたのは大きな収穫。あとは、最後のランで勝負できる走力をつけてきたい。






    大会を開催するにあたり、ご尽力いただきました、七ヶ浜町を始めとする大会の関係者、ボランティアスタッフの皆様、ありがとうございました!また来年訪れて、レースをすることを楽しみにしています。

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